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セレンディピティの再獲得へ
tsukamoto: 「グーグル・アマゾン化する社会」読了。社会の情報流通構造の縮図のようなインターネット、Web。圧倒的になった分量をパーソナライズ≒フィルタリングして届けるAmazon、Google、SNS。本書はこれらを鏡に、大本の社会が集団分極化、一極集中を起こしやすくなっている状況を読み解く。さて、この本が書かれたのが2006年だが、マイクロブログのムーブメントに、集団分極化への無意識下の嫌悪を読み取るのは、的外れだろうか?
memo: マイクロブログの絡みをもそっとkwskぷりーず!
tsukamoto: ええっ?え、えーと...。あらかじめ興味範囲でフィルタされた高度にパーソナライズされたメディア「デイリー・ミー」で情報を収集し、SNS上に友人・知人との間で構築された「小さなブロゴスフィア」で言説している。そして実世界では同僚、ご近所、親族などに仮に気の合わない人がいても接触が避けられないが、Web上では積極的にアプローチしなければ新しい人と知り合う機会はまずない。そうした中では、「セレンディピティ(思いがけない発見)」が喪失される、というのがこの本で指摘していることの一つです。
tsukamoto: で、twitter界隈でいわれる「1,000人をフォロー」では、ちょっと1つの呟きが気になっただけの人もfollowする、公開で呟いてレスに対してもオープンに構える、受け取る話題をあまりフィルタせず,、読む新聞や見る番組を選ぶぐらいの緩い枠で受け、流す。概ね、あまりパーソナライズされていないメディアの獲得、ブロゴスフィアの回復、セレンディピティの再獲得に向かっているのかな、と。
tsukamoto: まじめに傾向や言説を調べたわけじゃなくて、僕の直観です。背景には、まず僕がやはり当時セレンディピティという言葉には惹かれていて、社内SNSで「デイリー・ミー」「小さなブロゴスフィア」を持ち込んだくせに、そこでセレンディピティを高めるにはどうしたら、などと考えていたことがあります。多種のランキングを持ち込む、「このニュースについて書かれた日記」機能を実現する、みんなが全体の「最新の日記」一覧を見るように仕向ける、など暗躍していました。
tsukamoto: もう一つ、mixiを使っていた流れでwassrやtwitterを当初クローズで使っていたのですが、followリクエストを受けつけたい、僕自身もセレンディピティは獲得したい、でもfollowを受け入れるたびに「小さなブロゴスフィア」の垣根が綻びていく、というジレンマを感じていました。僕がクローズで使っていたのは、仕事や会社に関係しそうなことも呟くためだったので、ここの垣根の存在は重要だったのです。で、悩んだ結果、これは僕にとってはオープンで使うものだと結論しました。
tsukamoto: ここら辺の背景というか、この本の内容を考えると、このへんの僕文脈をきれいに説明できるところがあって、そういうことかな、と思いました。うん、Wassrとかで説明するには長すぎっ
vwtataro: 個人的にはマイクロブログの大量フォローもLDRのようなFeedReaderでの大量Feedのまとめ読みもこの「セレンディピティの再獲得」だと思っている…と思い出したかのようにメモ
tsukamoto: 同意。たぶん時系列的に、Feed Readerで大量購読、受信する方のセレンディピティの再獲得を果たしていた人たちが、マイクロブログに出会って、受発信双方のセレンディピティ再獲得ができることに気付いたんじゃないかな、だからオーバー1,000フォロアーというのがすんなり見出され、受け入れられたんじゃないかな、と思ったりもするけど、論拠はないです。
February 2009
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